River Shinano (1973) : しなの川

『しなの川』(しなのがわ)は、上村一夫の漫画作品(原作 岡崎英生)を野村芳太郎監督で映画化した松竹作品。脚本、ジェームズ三木。

出演:仲雅美、由美かおる、岡田裕介、仲谷昇

 ・ amazon : River Shinano (1973) / しなの川

 ・ Hulu : River Shinano (1973) / しなの川

 ・ Youtube : River Shinano (1973) / しなの川

River Shinano (1973) / しなの川のあらすじ

昭和3年、17歳の朝田竜吉(仲雅美)は、十日町の高野家に奉公となる。高等女学校3年生の娘の高野雪絵(由美かおる)と知り合う。雪絵は、駆け落ちした母親のことを気にしていた。その後、雪絵は長岡の高女に転校させられ、竜吉とは離れ離れになる。昭和5年、高女の国語教師で左翼の沖島雄介(岡田裕介)と恋仲になり、駆け落ちすることとなる。しかし、処女を与えた後、疎遠となる。十日町にかえり、雪絵と竜吉は再会する。そして、信濃川に落ちて心中するが、どちらも命は助かる。母が佐渡にいると聞いた雪絵は、母を訪ねまわり、ついに母に再会する。そして父親(仲谷昇)が同性愛者であること、雪絵の父は父親ではないこと、さらに女としての生き方について母から話を聞く。雪絵は自分の中に流れている母の血を感じて母と和解し、家に戻ってから父親をも許し、父の進める縁談を受けることにする。嫁入りの日、雪絵の姿を見つめる竜吉は満州へと旅立つ。

関連記事

  1. Une vie (1967) : 女の一生

  2. Warm Current (1966) : 暖流

  3. The Demon (1978) : 鬼畜

  4. Five Petals of Camellia (1964) : 五瓣の椿

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。