ゼロの焦点(Zero Focus)は、松本清張の原作を野村芳太郎監督で映画化した1961年3月19日公開の作品展。製作は松竹大船、配給は松竹。能登金剛・ヤセの断崖をクライマックスの舞台とし、主人公と犯人が、直接相まみえる場面が設定されるなどのアレンジが加えられ、松本清張原作映画の中でも著名な作品のひとつとなった。第12回ブルーリボン賞助演女優賞(高千穂ひづる)受賞。
出演:久我美子、南原宏治、穂積隆信、高千穂ひづる
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Zero Focus (1961) / ゼロの焦点のあらすじ
板根禎子(久我美子)は26歳。広告代理店に勤める鵜原憲一(南原宏治)と見合い結婚した。紅葉が盛りを迎えている信州から木曾を巡る新婚旅行を終えた10日後、憲一は、仕事の引継ぎをしてくると言って金沢へ旅立つ。しかし、予定を過ぎても帰京しない憲一。禎子のもとにもたらされたのは、憲一が北陸で行方不明になったという、勤務先からの知らせであった。急遽金沢へ向かう禎子。憲一の後任である本多(穂積隆信)の協力を得つつ、憲一の行方を追うが、その過程で彼女は、夫の隠された過去を知ることになる。
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